むにゃむにゃもごもご

アナログ人間が挑む初心者🔰のデジタルお絵描き

サンタさん

サンタさんっているのいないの?
って最近長男からよく聞かれる。
アイスランドにはいるんだけど日本は遠いからこれないよね。

うーん、苦しい。
小学二年生ともなると洞察力が備わってくるな。

サンタさんは時空を超えてちゃんと一人一人の手紙を読んで、みんなにプレゼントを届けてくれるんだよ。
だんだんサンタさんがすごい魔法使いみたいになってくる。

私の4ビットしかない処理能力では。。。


そもそもうちは母がクリスチャンで父が神道、仏壇もあるという複数の神様を信じる家だった。
神さまを信じるという意味では父と母は似ている。
豆まきには清めの風呂に入り裃を着て、盆には寺で墓参りし、小学中学の時は寺子屋塾に通い、毎年除夜の鐘突きが楽しみっていう日本にはよくある宗教が入り乱れている家柄だった。

子ども時代のクリスマスは至って地味で、毎年ケーキを食べるだけ。
サンタさんを信じる余地は全くない。

じゃあ私はなぜ自分の家庭を持ったときにサンタさんを子どもに信じさせたんだろう。
いい子でいてほしいから?クリスマスのプレゼントをあげるため?そもそもなぜ無宗教なのにケーキ食べてプレゼントあげるんだ?
グルグル考えて、やっぱりクリスマスの雰囲気という素敵な空気を子供と体験したいからだという結論。
クリスマスの色彩や音楽、暖かい雰囲気が好きだ。
冬の厳しい寒さもクリスマスが和らげてくれる。
その為にはサンタさんの存在は不可欠。
無宗教でもいいじゃない。
もう私はこの時点でサンタ教団に入信しているのかもしれない。

とりあえず二年生の息子にはまだアイスランドのサンタさんを引き続き信じてもらおう。