習いごと1
そもそも私は習い事に嫌な思い出がある。
小さな頃ピアノがトラウマだった。
ピアノを3歳で始めて、6歳で辞めた。
先生に間違うとピシリと手を叩かれて、時間が早く過ぎることをただひたすら願ったし、ピアノの前に座ると母が怖くなるので嫌で嫌でしょうがなかった。
両手で弾くのがどうしても出来ず、同じところでつまづいてしまう。
下手なままなのに三年も続いたのは母にガッカリされるのが子供心に怖かったから。
次の習いごとは習字、
習うべく理由があり、左利きを矯正して右利きになおすという親の魂胆があったが、
これは仲の良いクラスメイトが一緒に行ってて先生も呑気なお爺さんで特に怒られる様子もなく、気楽で楽しかった。
おまけにコンビニの廃棄品がカゴいっぱい回ってきて、普段食べないおやつ食べ放題(30年前)。
おかげさまで大筆は右利きになった。
小筆は左利きのままだけどね!
次の習いごとは家庭教師。
普通でしょ。
でも習う教科が5教科じゃなくて体育なんです。
私と兄があまりにも外遊びしないので
シビレをきらした母がお願いした体育系の大学生のお姉さん。
とりあえず鉄棒させようとしたら兄が脱走。
呆然としたお姉さんは私にちょっと鉄棒させて川べりを散歩して帰ってきて、
数回とも兄が脱走したので嫌になったらしく辞めてしまった。
なんか書いててすっごいヘタレ感が湧き出してきました。
(習いごと2に続く)